髪のおはなし

頭髪にまつわるお話を書きます。

硫酸転移酵素を活性化させる葛根エキス

日本で利用されている薄毛治療薬にミノキシジルがあります。

ミノキシジルは、体内に入ると硫酸転移酵素によって硫酸ミノキシジルに変換されます。

発毛効果があると言われるのはこの「硫酸ミノキシジル」だと言われています。

ミノキシジルそのままではダメらしいです。

硫酸転移酵素の働きが活発な人の方が、高い発毛効果を得ることができたという臨床データもあるそうです。

硫酸転移酵素を活性化させるには?

というわけで、最近は体内に存在する硫酸転移酵素を活性化するにはどうすればいいか?ということが話題になっています。

今まではよくわかっていなかったのですが、最近の研究で葛根エキスとゲンチアナエキスという植物由来の天然成分が硫酸転移酵素の働きを活性化させるということがわかってきました。

葛根エキスとは

葛根エキスとは、葛(クズ)の根から抽出されるエキス。解熱効果などでお馴染みの葛根湯などでもお馴染みですね。

育毛剤などへの配合はあまりありませんが、皮膚に対する保湿効果の目的で化粧品にも利用されています。

ゲンチアナエキスとは

ゲンチアナというフランス産のリンドウ科の植物の根や茎から抽出されたエキスです。発毛促進作用があるとされ、育毛剤などに配合されています。

ミノキシジルと合わせて葛根エキスとゲンチアナエキスを摂取する

ミノキシジルでの治療を行っていて、いまいち効果が弱いと感じている人は、葛根エキスとゲンチアナエキスが配合された化粧品や育毛剤を併用してみてください。

効果が上がったという臨床データも出ているようです。

葛根エキスとゲンチアナエキスが入っている育毛剤はこちら